スイカの目印、着果棒(ちゃっかぼう)を刺していく作業

出勤96日目!

スイカのしるし付けをしました。

今はスイカの玉が絶賛生長中の時期でサイズもばらばら。そのためどの玉から先についたのかわかりますが、そのうちみんな大きくなってしまいどれから収穫すればいいか分からなくなるらしいです。それを防ぐため、サイズごと(≒収穫時期ごと)に目印となる着果棒ちゃっかぼうを刺していきます。

着果棒は4色で、大きい玉から順に赤→青→黄→白(卵以上のサイズ)と対応しています。それより小さい玉はそのままで。

マルチに水が溜まっていたら穴を開けて水を逃がしてやり、なるべく茎や葉っぱ、土の上に玉が来ないよう場所を確保し、つる(頭)を上にして、刺す位置は玉の南側か西側。今後行う玉返しという作業(今地面に接しているおしりの部分が黄色いままなので、色を載せるため玉を転がす)で玉を転がす向きが決まっているのでじゃまにならないところに棒を刺します。

↓割り箸にカラースプレーで色付けした、農家さんお手製の着果棒。

↓着果棒をたくさん持ってひたすら畑を練り歩きます!

今作業している畑は摘果を行っていないので、形の悪い玉も取っていきます。
1株に何個残すかは決まっておらず、着果数が少なければ多少形が悪くても残します。小さい(若い)玉は生長するにつれてきれいな形に戻る可能性があるらしいです。

しかし、この判断がなかなか難しい。株から四方八方に茎が伸びており、この玉がどの株のものなのかがぱっと見では全然分かりません。なんとなく周囲を見渡して、いくつか玉が着いていれば悪いものは取ってもよいのですが…見渡す範囲も玉の数もなんとなくでやっているらしいので、とりあえず農家さんに聞きまくっています(笑)

↓一番大きいのは赤、卵より大きいくらいのは白。大きい玉は見た感じ美味しそうですが、中身はほんのり赤くなり始めたくらいの熟し具合です。

葉っぱが膝丈くらいまで茂って見づらい&歩きづらいところは難所です。つるや葉をなるべく踏まないよう足を踏み入れるのも、葉っぱの上から手で軽く押したりかき分けたりして玉を探すのもなかなか時間がかかります。

似たサイズの玉が多いと判断基準がずれてくることもあるので、迷ったら隣の人に聞いて(全員横並びで前進していきます)そのうちみんなで「これは青刺すかな~」「青と黄で迷って黄かも~」などと定期的に確認?議論?を行います。
赤と青は同じタイミングで収穫してしまうこともあるので間違えてもそこまで問題ないけど、青と黄は間違えると困る、などという事情があるらしいです。

個人的にはかなり好きな方の仕事ですね(摘果が好き?)。あと数日間頑張りたいと思います!

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