農業ヘルパーをしていると勤務先の農家さんから野菜をいただくことが多々あります。
寮の冷蔵庫に誰かの頂き物と思しきメロンが。…食べたい!!メロン欲が高まってきた!!でも高い!!ていうかメロン1玉って1人で食べるには少々大きいんですよね。
ということで、スーパーで売っていた「カンロ」を購入してみました。1玉税込み429円。
↓メロンのようなスイカのような模様。

↓おしりを見ると完全にメロン。

カンロとは何か?ずばり「マクワウリ」という伝統的な小型メロンのことです。
マクワウリ(東洋系メロン)に西洋系メロンを掛け合わせてプリンスメロンなどが誕生したことから、「メロンの元祖」と呼ばれているようです。
マクワウリ自体は全国の様々な地域で栽培されており、北海道では「カンロ」「アジウリ」の名前で親しまれています。
少し前にお世話になったメロン農家さんでカンロの話題になり初めて存在を知りました。マスクメロンが一般的でなかった時代のご馳走だったそうです!
食べ方を調べたところ、常温で追熟させてから冷蔵庫で冷やすのが良いとのこと。
…メロンの香りが漂っているのでその日のうちに食べることにしました!
3mmほどの厚さで皮を剥いて4等分に。
カンロはワタが甘いらしいので種を取らずに食べました。
↓可食部の半分以上をワタが占めています。

甘さ控えめでくどさがなく、後味スッキリしています!美味しい😋
青々とした見た目とは裏腹に、ウリ科特有の青臭さが全然ないのが意外です!!
種も一緒に食べると食感が気になるという人はいると思います。私はピーマンの種を取らずに料理することもあるズボラ人間ですので無問題。
果肉部はマスクメロンのような繊維質ではありません。
えー、私ふつうのメロンより好きかもしれません!
自分の中で「メロン=高級品で特別な日に食べるもの」というイメージが染み付いているのですが、カンロはもっと日常的に食べたいシンプルさがあるとでも言いましょうか。
…カンロもなかなかに高級ではあるのですが!!(笑)
一時期は「メロン」の台頭により市場から姿を消しつつあったというカンロ。
子供の頃に食べたらガッツリ甘いマスクメロンの方が絶対好きだったと思います。一方で、大人であればむしろカンロの方が良いという人も結構いるのではないでしょうか?
スーパーで見かけたらぜひ一度お試しあれ︎︎👍
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